テレビ通販×ECで売上を伸ばすには?放送後の購買を逃さない7つの導線設計

1. はじめに:「テレビで見た」がECで買われない理由
テレビ通販とECは、それぞれ単体でも機能しますが、適切な導線を設計することで相互に補完し合いながら大きな相乗効果を生みます。
2. テレビ通販とECは「役割が違う」と理解する

テレビ通販の役割
・商品をまだ知らない視聴者への認知形成
・MCのトークと実演を通じた信頼構築
・「今すぐ買う」という緊急性の喚起
・電話注文という即時購買の受け皿
ECサイトの役割
・テレビで見て興味を持った視聴者の「もっと知りたい」に応える
・商品のより詳細な情報の提供
・電話注文より手軽なオンライン購買の入口
・リピート購買・定期購入への誘導
・放送後も継続的に購買が発生する「常時開いている店頭」
3. 視聴者の行動パターン
① 即時電話注文型:放送中または直後に電話注文する
② 後からECで検索型:後でスマートフォン等で商品名を検索してECに辿り着く
③ SNS・口コミ確認型:番組後にSNSやレビューサイトで確認してから購入決断
④ 翌日以降の検討型:数日後に思い出して検索する
テレビ通販の電話注文だけを成果指標にすると、②〜④の購買を見逃してしまいます。
4. テレビ×ECの導線設計:7つのポイント
① 番組内でURLとQRコードを案内する
専用LPを用意し「番組を見た方へ特別オファー」を設定することで、流入後の購買率を高めます。
② 放送時間帯に合わせてリスティング広告を強化する
放送後30分〜1時間が検索ピーク。「商品名 + 購入」などのキーワードで専用LPへ誘導します。
③ 放送エリア内のSNS広告と連動する
「テレビで放映中の商品です」訴求でテレビを見ていなかった層にもリーチできます。
④ 専用フリーダイヤルとキャンペーンコードを設定する
局・時間帯別の反応を計測でき、次の放送戦略に活かせます。
⑤ 放送後もECサイトで「テレビ放送済み」を訴求する
放送を見ていなかったECユーザーにも「テレビで認められた商品」という信頼感が購買を後押しします。
⑥ 番組素材をECサイトのコンテンツとして活用する
実演シーン・MCトーク・愛用者コメントを商品詳細ページに埋め込み、CVR改善に活用します。
⑦ 購入後のフォローでリピートにつなげる
メール・LINE配信でリピート・定期購入へ誘導し、LTV(顧客生涯価値)を高めます。
計測設計
・放送ごとに専用フリーダイヤルを設定(局・時間帯・尺別の反応を計測)
・番組キャンペーンコードの活用(EC購入にコード入力を促す)
・GA4でのLP流入元計測(放送時間帯前後の流入増加を確認)
・リスティング広告の変化確認(放送前後での指名検索増加を確認)
5. まとめ:テレビとECは「補完関係」として設計する
テレビ通販:
認知・信頼・緊急性の喚起
EC:
テレビを見た後の「詳しく知りたい」「後から購入したい」層の受け皿
URL・QRコード案内、リスティング広告強化、専用LP、SNS広告との連動を設計することで、テレビ通販の投資対効果を最大化できます。
マスデジタルでは、テレビ通販番組の制作からデジタルとの連動設計まで一体でご支援しています。お気軽にご相談ください。

小林 進之介
高校在学中にアメリカへ留学し、シアトルのカレッジを卒業。テレビ朝日サービスに入社後、テレビ朝日にて海外放送局へのコンテンツ販売を担当。その後、広告代理店部門にて幅広いクライアントのメディアプロモーションを実施。海外営業の経験を生かし、政府観光局の番組制作や、イベント・イベントキャスティングにも携わるなど、テレビとイベントの両面に精通。
現在は、テレビを中心としたダイレクトマーケティングと通販領域に注力しながら、マスデジタルの事業を牽引。
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