2026.9.1

テレビ通販は短尺と29分どちらがいい?番組尺の違いと最適な選び方

1.はじめに:番組の尺は「目的と商品特性」で選ぶ

現在のテレビ通販では、120秒の短尺と29分の長尺が主流となっています。これ以外にも、キー局など放送料金が高い局で実施される60秒や90秒、短尺のなかでも内容をもう少し掘り下げる180秒や300秒、14分の中尺など、さまざまな選択肢があります。

それぞれに向いている目的・商品・状況があり、選択を誤ると「伝えたいことが伝えられなかった」「費用対効果が合わなかった」という結果になりがちです。

1.1 長尺(29分)の特徴

【できること】

・商品をじっくり伝えられる(開発背景・成分・実演・視聴者の声・価格訴求まで一貫して展開)
・信頼関係を構築できる(長い尺で丁寧に語ることで商品理解が深まり、信頼を醸成)
・定期放送でリピーターが生まれる
・愛用者や体験モニターなど、さまざまなアプローチで商品を紹介できる

【向いている商品・状況】

・説明に時間が必要な商品(健康食品、化粧品、美容機器など)
・実演・デモンストレーションで価値が伝わる商品
・ブランドストーリーやこだわりを伝えたい場合
・他社との違いを明確に伝えたい商品

1.2 短尺番組(2〜3分インフォマーシャル)の特徴

【できること】

・ポイントを絞った訴求(最も伝えるべき一点に集中)
・放送回数を増やしやすい(同じ予算でより多くの回数・時間帯・局での放送が可能)
・テスト販売・反応確認に最適
・SNS広告・ECサイトへの二次転用がしやすい尺

【向いている商品・状況】

・シンプルな商品特長が1〜2点に絞れる商品
・テレビ通販が初めてで、まず小さく試したい場合
・29分番組との組み合わせで露出を増やしたい場合

2. 2つのフォーマットの比較

比較項目

29分番組

短尺(2〜3分)

訴求の深さ

深い(信頼・ストーリー訴求)

ポイント集中

一回あたりの費用

高い

低い

放送回数

少なめ

多くできる

テスト参入

△(協賛型なら可)

◎

素材の二次利用

△

◎(そのまま広告活用しやすい)

ブランド構築効果

高い

低め

3. 組み合わせ戦略:短尺+29分のハイブリッド

パターン①:短尺テスト → 29分展開

まず短尺で放送し、反応(受電件数・EC流入数)を確認。反応が良い局・時間帯・訴求ポイントが分かったら、29分番組で深い訴求に移行します。

パターン②:29分番組+短尺での露出補完

メインは29分番組で信頼と深い訴求を行いながら、短尺を追加放送することで接触頻度を高めます。

4. まとめ:「何を達成したいか」から逆算して選ぶ

・深く伝えてしっかり売りたい → 29分番組(協賛型または単独)
・まず試してみたい・接触頻度を増やしたい → 短尺インフォマーシャル
・両方の効果を得たい → 短尺テスト → 29分番組へ展開、またはハイブリッド


マスデジタルでは、商品特性・ターゲット・予算をヒアリングしたうえで、最適なフォーマットと放送局の組み合わせをご提案しています。お気軽にご相談ください。


マスデジタルでは、通販番組「バザール DE ショッピング」を軸に、企画・キャスティング・制作・放送枠の手配まで一体でご支援しています。お気軽にご相談ください。

小林 進之介

高校在学中にアメリカへ留学し、シアトルのカレッジを卒業。テレビ朝日サービスに入社後、テレビ朝日にて海外放送局へのコンテンツ販売を担当。その後、広告代理店部門にて幅広いクライアントのメディアプロモーションを実施。海外営業の経験を生かし、政府観光局の番組制作や、イベント・イベントキャスティングにも携わるなど、テレビとイベントの両面に精通。
現在は、テレビを中心としたダイレクトマーケティングと通販領域に注力しながら、マスデジタルの事業を牽引。

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